【ポジティブ認知行動療法士(R)】(Positive Cognitive Behaviour Therapist)とは? 資格・要件・費用について
*ポジティブ心理カウンセラーの複数講座を受講することで,上位のマスター,より専門性の高いプロフェッショナルを目指せます。
セット割は,講座途中からでも移行が可能な場合がございますので,ご相談願います。もちろん,単発での各専門プログラムの受講も歓迎しております。
ワークショップを通じた体験・実践形式となっております。通信講座では身につけられない他者支援,社会的な支援に向けた実践的・体験的な講座。
対話的な実践を通じて,柔軟性,対話力・質問力・心理療法の技術を高めることができます。「お問合せフォームまで」
◆各資格者コースは,各資料ダウンロード,資料の利用権,認定証の発行があります。
*【ポジティブ認知行動療法士(R)】とは
一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会及び一般社団法人コーチング心理学協会では、
当協会の講座を受講され、実践される方に対して、スペシャリストとして、
【ポジティブ認知行動療法士®】の新設が行われました。(特許庁公認にて正式に登録されています)
ポジティブ認知行動療法(Positive Cognitive Behaviour Therapy)とは
ポジティブ認知行動療法とは、ポジティブ心理学を基盤として、ポジティブ心理療法、認知行動療法、感情療法、短期療法などを統合的に応用し、体系化された認知行動療法です。ニューロカウンセリング(脳科学を活用したカウンセリング)、メタ認知行動療法なども含まれ、困難な問題に対処できる能力を高め、マインドフルな状態、自己受容,自己決定感,自己効力感,自己成長力、持続的な幸福感を高めていく心理療法です。
当協会では、ポジティブ心理学、ポジティブ心理療法、ポジティブ認知行動療法、コーチング心理学、ポジティブ教育、PTG(ポスト・トラウマティック・グロウス(成長)、PTS(ポスト・トラウマティック・サクセス)、形成・拡張理論、持続的幸福感(フラーリッシュ)、PERMA理論、フロー理論、希望療法(ホープ・セラピー)、自己成長主導性、自己肯定感、自尊感情、自己効力感、ポジティブ感情、物語療法(ミーニングセラピー)、カウンセリング、アセスメント、マインドフルネス、メンタルヘルス、メンタリング、コンパッションなどを幅広い応用を取り入れています。
なお、「ポジティブ認知行動療法士(R) 」は、以下の資格を取得され、課題審査に合格された方に認定がおこなれます。
認知行動療法を新しい視点で、前向きな視点で支援できるようにする技法や知識、マインドセットが含まれております。
★これまでの伝統的な認知行動療法の課題とは何か?
これまでの通常の認知行動療法では、比較的にネガティブなパターンを特定することから始めますが、恥の文化、迷惑をかけてかけていけない文化、自責の文化をもつ東洋の文化圏では、あまり適していない側面もあります。
そのため、最初からポジティブな認知行動アプローチを活用することが望ましいケースを多く拝見してきました。
最近の研究では、ネガティブな焦点をあてると、前頭葉の機能がストップしてしまう傾向があるため、最初からポジティブな支援が望ましいと考えております。
当協会の研究では、「前向きに考え,行動することができる人」は、レジリエンス、幸福感、働きがい、自尊感情が高い傾向があり、ストレスにも強い傾向があります。
まず、前向きなポジティブな認知や行動を促し、問題に対応できるようにしていくことが大切であると考えております。
当協会の講座では、ポジティブ心理学やコーチング心理学を基本として、
認知行動療法を新しい視点で、前向きな視点で支援できるようにする技法や知識、マインドセット・スキルセットが含まれており、その専門家を要請する講座を展開してまいりました。
今回は、その専門家を増やし、クライエント、家族、社会全体が前向きになるようにしていきたいという願いから、「ポジティブ認知行動療法士®」を増やしていくための専門プログラムの設置をいたしました。
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【ポジティブ認知行動療法士(R)】の取得には、以下の講座を取得することで、取得する事ができます。
①ポジティブ心理カウンセラー基本講座(必修)*ポジティブ心理学とポジティブ心理療法の基礎
②ポジティブ感情カウンセラー基本講座(必修)*認知感情療法に関わる基礎
③マインドフルネスカウンセラー基本講座(必修)*マインドフルネス認知療法の基礎
④認知行動療法と認知行動コーチング基本講座(必修) *一般社団法人コーチング心理学協会
⑤認知行動療法と認知行動コーチングExpert講座(必修) *一般社団法人コーチング心理学協会
ポジティブ認知行動療法士(R) 取得のメリット
ポジティブ認知行動療法士の資格取得には、以下のようなメリットがあります。
1. 専門知識と技術の習得
ポジティブ認知行動療法士の資格取得講座では、ポジティブ心理学と認知行動療法に関する専門知識と技術を体系的に学ぶことができます。具体的には、以下のような内容を学習します。
- ポジティブ心理学の理論と実践
- 認知行動療法の技法
- クライアントとのカウンセリング、コーチング
- セッションの計画と実施
- グループ・ファシリテーションの実施
- ポジティブ・メンタルヘルスの技法
これらの知識と技術を習得することで、クライアントの心の健康増進をサポートするための専門的なスキルを身につけることができます。
2. キャリアの可能性の広がり
ポジティブ認知行動療法士の資格は、カウンセリング、教育、福祉、医療など、様々な分野で役立てることができます。具体的な職種としては、以下のようなものがあります。
- カウンセラー
- コーチ
- 教員
- 福祉職員
- 医療従事者
- 人事部門
- 企業内研修担当者
また、独立して開業での活用も可能です。
3. 個人としての成長
ポジティブ認知行動療法を学ぶことは、自分自身を理解し、より良い人生を送るための助けにもなります。講座を通して、以下のようなことを学ぶことができます。
- 自分の思考パターンを認識し、よりポジティブな思考へ導く方法
- 困難な状況に対処するためのスキル
- 自己肯定感の向上
- ストレスマネジメント
これらの学びは、仕事だけでなく、プライベートな生活にも活かすことができます。
4. 社会貢献
ポジティブ認知行動療法士として、心の健康に悩む人々をサポートすることは、社会貢献につながる仕事です。クライアントの心の健康状態が改善することで、仕事や人間関係、日常生活など、様々な面で良い変化をもたらすことができます。
5. 資格取得の難易度
ポジティブ認知行動療法士の資格取得には、一定の学習時間と費用が必要です。しかし、専門的な知識や経験がなくても、比較的短期間で取得することができます。
ポジティブ心理療法の応用編について
■希望療法(ホープ・セラピー HOPE THERAPY) ポジティブ心理学などの「希望の理論」を活用した心理療法です。 ここでは、希望と絶望の両方を扱います。絶望は、本当の絶望が起きないようにしていく ための対処として扱い、クライエントが自ら、希望が見つけ、希望を構築できるようにしていきます。
■ストレングス・セラピー(強みを活用したポジティブ心理療法 Strength-Based Therapy) ストレングス・セラピーとは,強みを活用したポジティブ心理療法です。 VIA,ストレングスファインダーなど強みに関する尺度に基づいて実施されたりします。 すでに自分自身が持っている強みに着目し,それを活用して問題解決に当たります。 また,自分自身の強みに意味・意義を見出し,変化に対応していきます。 ナラティヴ,解決志向アプローチなどを活用するケースがあります。
■プレイフル・セラピー (Playful Therapy) プレイフル,エンジョイ,つまり,遊び,遊び心,楽しさを活用したポジティブ心理療法です。 ゲームやカードゲームを活用するのも,ひとつのプレイフルなセラピーと言えます。 また,ナラティヴなど物語を活用して,物語,肯定的な解釈を活用したしたりします。 ポジティブ心理カウンセラー協会では, プレイフルなセラピーとして,カードゲームなどを活用しています。
■ミーニング・セラピー (Meaning Therapy) 肯定的な意味について探究していくセラピーです。社会構成主義や,ナラティヴ・アプローチなどを応用した内容が含まれております。 人生におけるライフストーリー,未来に対しての物語について,肯定的な意味を発見したり,構築したりすることで, 自分自身や他者の有意義な活動ができるようにする内容が含まれています。
■ポジティブ心理学に基づくナラティヴ・セラピー 人間は物語を語る生き物。物語は、人と社会を理解する上で重要になっています。 日々のストーリーをより充実した人間関係を楽しみ、より幸せになるための自分らしさ(アイデンティティ)を発見する際に物語は有効です。 物語の執筆者や編集者になることによって,自己及び他者のポジティブ・アイデンティティを見つけ 人生、人間関係、そして精神的健康全般を改善していきます。
■ポジティブアートセラピー(ポジティブ芸術療法) 「ポジティブ・アート・セラピーは、本質的な健康、芸術、個人の回復力がに関わる芸術療法です。 アートを肯定に活用して,独自に表現された私たちの生来のアイデンティティの回復,創造的な知性を受け入れる肯定的な芸術療法です。
文化的な違いから、海外と我が国のデータなどを踏まえて講座を開催しております。 「ポジティブ心理療法士®」(ポジティブサイコセラピスト)は、ポジティブ心理学に関わる資格講座(初級のみでも可)を受講し、資格を取得され、試験課題を提出いただいた方に与えられる資格となります(すべて初級でもOK)。 あくまで,課題は,落とすための課題ではなく,自ら役立て,成長するための実践課題を提示しております。 *内容は変更になる可能性がございますので、予めごご了承願います。【ポジティブ認知行動療法士®】 に関しましては、以下の5以上の資格を取得した方に現在、受験資格が与えらる予定となっております。 受験に関しましては、以下の講座を修了し、一定の実践課題をクリアした方に進呈される資格となります。 今後、無理のない程度で、余裕がある時に、少しづつ受講できる形となっておりますので もし、ご希望でしたら、ご受講いただければ幸いです。 ポジティブ心理療法士を目指す上では などの講座から始めても大丈夫です。(都合に合わせて,ご参加願います。)
なお、ポジティブ認知行動療法士(R) の取得に必要な講座は、以下のとおりです。(当協会は更新制ではありません。)
①ポジティブ心理カウンセラー基本講座(必修)
②ポジティブ感情カウンセラー基本講座(必修)
③マインドフルネスカウンセラー基本講座(必修)
④認知行動療法と認知行動コーチング基本講座(必修) *一般社団法人コーチング心理学協会主催
⑤認知行動療法と認知行動コーチングExpert講座(必修)*一般社団法人コーチング心理学協会主催
ポジティブ認知行動療法士(R)取得費用は
各講座は、44000円となり、44000円☓5講座 となります。
そのほか、課題・面接申請の際に 33000円必要となります。
当協会の資格は、更新は義務付けておりません。
【費用の免除】
プログラム一括申請、ポジティブ心理療法士、コーチング心理士を取得されている方は、審査費用が免除となります。
【課題試験の免除】
また、ポジティブ心理療法士、コーチング心理士を取得されている方は、課題・面接試験も免除となります。
※「ポジティブ認知行動療法士(R)」の認定資格申請費(33000円)を割り引いた「5つの受講プログラム割引セット」もご用意しております。 もしご希望でしたら、ご連絡をお願いします。※実践課題審査に合格された方
なお,専門的スペシャリスト ポジティブ認知行動法士(R)さらに,一括で申請いただく方には,一括による割引セットがおすすめです。 これまで受講いただいる方でも,セット割に途中からの申請も可能な場合もございますので,気軽にご連絡いただければ幸いです。 なお,各プログラムはセットだけでなく,個別だけでも参加できます。気軽にご参加いただければ幸いです。
*なお、ポジティブ心理療法士、コーチング心理士など上位資格を取得されている方は、課題免除となります。
なお、これまで受講された方にも不利がないように、差額分でセットコースに移行して受講することもできます。
すでに、上記の講座を資格コースを受講されて、資格を取得されたい方は、 資格取得のための手続きが必要ですので、事務局までお問い合わせ頂ますようお願い申し上げます。 ポジティブ心理カウンセラー協会事務局