心理カウンセリングの仕事に就きたいと思っても、心理カウンセラーになるための資格や心理カウンセリングが学べる講座には様々な種類があるため、選び方が難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、心理カウンセリングの講座の選び方のポイントをご紹介します。心理カウンセリングの講座選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
また、セラピストとカウンセラーの違いとそれぞれの仕事内容についてご紹介します。
料金?目的?何を基準に選ぶ?心理カウンセリングの講座の選び方
心理カウンセリング講座には様々な種類があり、取得できる資格や料金などに違いがあります。ここでは、心理カウンセリング講座の選び方のポイントを3つ紹介します。
目的から選ぶ
心理カウンセリング講座を選ぶ際のポイントの一つは、目的に合わせて選ぶことです。
心理カウンセリングになるために必要な資格には様々な種類があり、取得する資格によって働ける場所やできることの幅が変わってきます。
目的別に必要な心理カウンセリングの資格の一部を見ていきましょう。
- 家庭内や職場内でのメンタルケアを目的としている場合:メンタル心理カウンセラー、チャイルドカウンセラー、メンタルケア心理士
- 学校や病院などの公的機関で心理職として働くことを目的としている場合:臨床心理士、公認心理師
- メンタルヘルスに関わる職業に就くことを目的としている場合:メンタルケア心理士、産業カウンセラー、EAPメンタルヘルスカウンセラー
- 仕事のスキルアップに活用することを目的としている場合:交流分析士、認定心理カウンセラー、産業カウンセラー
- 将来、心理カウンセラーとして開業することを目的としている場合:臨床心理士、公認心理師、プロフェッショナル心理カウンセラー
このように、目的によって取得すべき心理カウンセリングの資格は異なります。せっかく時間や費用をかけて資格を取得しても、選び方を間違えると役に立たないことがあります。まずは、心理カウンセリングを学ぶ目的を明確にし、それに合った資格と講座を選ぶようにしましょう。
講座の料金で選ぶ
講座の料金で選ぶというのも大切なポイントです。
心理カウンセリング講座の料金は、コース内容や日数によっても異なりますが、数万円~数十万円と幅があります。「心理学に少し興味を持ち始めた」という漠然とした状態であれば、まずは料金の安い講座を受けて資格を取得し、そこから別の講座を受けてレベルルアップするというのも一つの方法です。
ただし、安いという理由だけで選んでしまって自分の目的に合わなければ意味がありません。目的や予算に合った講座を選ぶことがベストです。
オンライン講座を開催している
心理カウンセリング講座では、オンライン講座を開催しているケースもあります。遠方の方や仕事・家事に忙しい方には、オンライン講座がおすすめです。特にコロナ禍である現在では、感染拡大対策としてオンライン講座も実施している、サポート体制の整った講座を選ぶようにしましょう。
一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会では、「ポジティブ心理学」「ポジティブ心理カウンセラー」などのオンライン講座を開催しております。講座を受講し、認定資格を取得することで幅広く活動していくことができます。心理カウンセリングに興味をお持ちの方は、一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会のa認定資格制度についてご確認ください。
セラピストとカウンセラーの心理カウンセリングの違い
「セラピストとカウンセラーの違いは?」と聞かれて、きちんと説明できる方はそれほど多くないでしょう。実は、セラピストとカウンセラーには明確な違いがあります。
目的の違い
セラピストは、心理療法である「セラピー」を行うことが主な目的です。体や五感などに働きかけることで、自己治癒力を促します。
一方、カウンセラーは心理学にもとづいて対応します。話を聞くことで相談者の内的成長を促すことを目的としています。
対応の違い
セラピストとカウンセラーは目的が違うことから、相手に対する対応にも違いが生じます。
セラピストは、相談者の状態に合わせて能動的に働きかけます。つまり、相談者はセラピストの指示に従う形になります。
一方、カウンセラーは受動的に対応します。「話を聞くこと」と「共感すること」に重きを置き、あくまでも受け身の立場というわけです。相談者の話をじっくり聞き、相談者が自分自身で成長するようにサポートしていきます。
セラピストとカウンセラーそれぞれの仕事内容と目的
ここからは、セラピストとカウンセラーそれぞれの仕事内容と目的について見ていきましょう。
セラピストの仕事内容と目的
セラピストには民間療法と呼ばれる分野があり、治療以外の方法で不調を抱える方に癒しを与えています。
民間療法には以下のような種類があります。
- ボディ系セラピスト:身体の不調に直接働きかける療法のことで、アロマテラピーや足つぼマッサージなどの方法がある
- 精神系セラピスト:心理的な負担を軽減する療法のことで、心理カウンセラー、心理療法士、臨床心理士などの職業がある
- エネルギー系セラピスト:「気」を使って行う療法のこと
セラピストの仕事は、心身にアプローチすることで、様々な不安や悩みを抱える方の心身を癒すことを目的としています。
心理カウンセラーの仕事内容と目的
カウンセラーは、専門的な知識や技術を活かし、相談者の悩みに応える相談員として企業や福祉施設などで働くことが主な仕事内容です。具体的には、企業での通勤拒否やPTSD、家庭内での引きこもりや不登校など、心に悩みを抱える方に寄り添い、自己解決できるように支援します。
カウンセラーの目的は、受動的な態度で相談者と接し、抱えている問題を解決に導くことです。ストレスの多い現代において、カウンセラーの需要の拡大に伴って求められる役割も大きくなり、活躍の機会が広がっています。
心理カウンセラーの資格講座を受講するなら一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会のオンライン講座
心理カウンセリングの目的や仕事内容がわかり、その魅力をより感じていただけたのではないでしょうか。心理カウンセリングの資格取得を目指すなら、講座を受講することから始めましょう。
一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会は、ポジティブ心理学やコーチング心理学などの肯定的な心理学を扱う非営利団体です。自己成長したいと考える方、誰かの役に立ちたいと考える方から選ばれており、充実した講座を提供しております。オンライン講座実施中です。心理カウンセリングに興味がある方は、ぜひ一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会のオンライン講座へご参加ください。
心理カウンセラーの資格取得のための講座を受けるなら一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会へ
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