組織的マタリング尺度日本語版(職場での重要感):組織での自己肯定感・診断テスト 組織心理学
組織における重要感尺度
(OMS)診断
このテストは、「成長・発展・学び」をコンセプトにした、心理学およびデータ解析に基づく心理尺度です。ポジティブ心理学・コーチング心理学・心理的安全性の知見を踏まえ、すべての回答に対してポジティブなフィードバックを提供します。 結果の良し悪しを評価するものではありませんので、リラックスしてご回答ください。
この尺度は、組織において「自分の存在や行動が影響を与え、価値を生んでいる」という感覚(Mattering:マタリング)を測定するためのものです。単なる所属感を超え、あなたがチームや組織の中でどれほど重要な役割を果たしていると感じているかを可視化します。
以下の各項目について、ご自身の状態に最も当てはまる番号を選択してください。
OMS診断 結果レポート
【人間中心のフィードバック】
この結果は、あなたが現在どのように感じているかを映し出す一つの鏡にすぎません。結果がどのようなものであれ、最も重要なのは「あなた自身がどうありたいか」です。私たちは、AIによる分析よりも、あなたの人間としての尊厳や心理的安全性を大切にしたいと考えています。
最終的に意思決定を行い、行動していくのはあなた自身です。どうかこの結果を、ご自身を縛るものではなく、未来に向けた成長と学びのための優しいヒントとしてご活用ください。
📝 結果の保存とAI活用(プロンプト自動生成)
あなたのOMSスコア
総合点 (Total Score)
| 因子 | 得点 | 平均(M) | 判定 |
|---|
質問項目別 レーダーチャート
各質問(Q1〜Q7)への回答状況を可視化しています。
広がりが大きいほど、重要感を強く感じています。
マタリング 4象限マップ
縦軸が「承認(他者評価)」、横軸が「達成感(自己貢献)」を示します。
赤いポイントがあなたの現在位置です。
「マタリング(Mattering)」とは?
マタリングとは、心理学において「人が自分の存在を大切だと感じられること」を意味する重要な概念です。組織の文脈においては、単に「その組織に所属している」という感覚を超え、以下の2つの要素から成り立っています。
- 承認・認識(Recognition): 他者から自分の努力や成果が正当に評価され、認められているという感覚。
- 達成感(Achievement): 自分の仕事が組織の成功や運営に確かな影響を与え、価値を生み出しているという実感。
この2つが満たされると、人は自分の役割に深い意義を感じ、エンゲージメント(働きがい)が飛躍的に高まります。また、困難な状況を乗り越えるレジリエンス(精神的回復力)や、全体的なウェルビーイング(心身の幸福)も向上することが研究で示されています。逆に、これらの感覚が不足すると、無力感や孤立感を抱きやすくなり、バーンアウト(燃え尽き症候群)のリスクが高まることが知られています。
本テストを通じて、あなたが組織内でどのような価値を感じ、あるいはどのようなサポートを必要としているのかを探り、未来志向の働き方を支えるポジティブな気づきの機会となれば幸いです。
研究データから見る「重要感(マタリング)」のポジティブな力
日本国内の約5,000名(平均年齢36歳)を対象とした大規模な調査 により、重要感(マタリング)が私たちの心身に及ぼすポジティブな影響が科学的に確認されています。
1. 幸福感や仕事への熱意(ワークエンゲイジメント)との強いつながり
重要感が高い人ほど、仕事への活力、熱意、没頭(ワークエンゲイジメント)が非常に高いことが示されています(相関係数 .73)。また、人生の満足度や幸福感、自尊感情とも強い正の関連があり、ネガティブな情報に振り回されにくくなる傾向があります。
2. 「承認」と「達成」のバランスが引き出す相乗効果
データ分析(応答曲面分析)によると、他者からの「承認」と、自分自身の「達成感」の両方がバランス良く満たされたときに、仕事へのエンゲージメントが最も高まることが示唆されています。どちらか一方が高すぎても飽和状態となりやすいため、この2つをバランス良く育てることが持続可能なやりがいにつながります。
3. ポジティブな性格特性との関連
重要感は、誠実性、外向性、開放性といったポジティブな性格特性と結びついており、一方で不安や緊張といった神経症的傾向を和らげる働きがあることがわかっています。
このように、あなたが「自分が組織にとって大切な存在だ」と感じることは、単なる自己満足ではなく、あなた自身のウェルビーイング(心身の健康と幸福)を守り、持続可能な成長を促すための重要なエネルギー源となるのです。
総合的な分析結果
各因子の詳細な解説
留意点:このテスト結果は自己理解を深めるための一つのツールであり、すべてを決定づけるものではありません。結果は参考として活用し、他者との対話や日々の行動を振り返ることが大切です。また、このテストは心理学・統計学に基づくものであり、医学的な診断とは異なります。あくまでも行動の指針として参考にしてください。
引用・参考文献:
・Reece, A., et al. (2021). Mattering is an indicator of organizational health and employee success. The Journal of Positive Psychology, 16(2), 228-248.
・Schaufeli, W. B., et al. (2019). An ultra-short measure for work engagement: The UWES-3 validation across five countries. European Journal of Psychological Assessment, 35, 577-591.
・Gosling, S. D., et al. (2003). A very brief measure of the Big-Five personality domains. Journal of Research in Personality, 37, 504-528.
・徳吉陽河(2024). 科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか? 総合法令出版
・徳吉陽河(2023). ポジティブ大全 総合法令出版
・コーチング心理学ガイドブック 北大路書房
・一般社団法人コーチング心理学協会資料
・一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会資料


