統合的10つのウェルビーイングスキル心理テスト 簡易解説版 (個人向け)

心理テスト|ウェルビーイング × 10の領域

10の統合的ウェルビーイング・スキルテスト
人生を支える10の領域のバランスを知る

ウェルビーイング(よく生きている状態)は、心の状態だけで決まるものではありません。人間関係、体、仕事、お金、時間、住まいの環境、デジタルとの付き合い方まで——このテストは、人生を支える10の領域を「育てられるスキル」として、50問で包括的に測ります。

「知っている」から「できる」へ。合言葉は「心に聴く、心に響く、心に効く」。

監修:一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 | 最終更新日:2026年10月7日

ひとことで言うと

  • 統合的ウェルビーイングとは、「病気ではない」を超えて、人生を構成するさまざまな領域が調和し、充実している状態のことです。
  • このテストは、感情・精神・社会・身体・スピリチュアル・キャリア・経済・時間・環境・デジタルの10領域を測ります。
  • ウェルビーイングを生まれ持った性質ではなく、あとから学んで高められる「スキル(自己効力感)」として捉えているのが特徴です。
  • 50問・5段階で答えると、総合スコア(250点満点)、10領域のバランス、パターン分析が表示されます。
  • 結果は「今の自分の通知表」ではなく、「これからの成長の地図」として使います。
  • 当協会の認定資格は民間資格ですが、国際学会の新しい研究や時代のニーズを先取りして講座にし、独自に研究・実践を重ねています。公認心理師・看護師・キャリアコンサルタントなどの国家資格と組み合わせると、相乗効果(シナジー)が生まれます。

統合的ウェルビーイングとは?なぜ10の領域で見るの?

ウェルビーイング(well-being)とは、心も体も、そして人とのつながりも含めて「よい状態」にあることです。ポジティブ心理学では、幸せを一つの指標ではなく、いくつもの要素の組み合わせとして考えます。

この心理テストの特徴は、心の状態だけでなく、キャリア・お金・時間・環境・デジタルといった、生活の質を支える実践的な領域まで含めていることです。たとえば、気持ちは前向きでも、時間に追われ続けていたり、スマートフォンに振り回されていたりすると、ウェルビーイングは揺らぎやすくなります。

「状態」ではなく「スキル」として測る——このテストは、それぞれの領域で「よい状態をつくる行動ができる」という自信(自己効力感)を測ります。だからこそ、結果は「これから伸ばせるところ」を知る手がかりになります。

10のウェルビーイング領域とは?それぞれの意味

領域 どんな状態? 質問のイメージ
感情的ウェルビーイング 喜び・楽しみ・感謝を感じ、人生に満足している状態 うれしいことを自ら生み出せる
精神的ウェルビーイング 強みを理解し、弱さも受け入れて自律的に行動できる状態 自分の価値観に沿った選択ができる
社会的ウェルビーイング 信頼関係を築き、困ったときに「助けて」と言える状態 困ったときに他者とつながることができる
身体的ウェルビーイング 睡眠・食事・運動が整い、十分なエネルギーがある状態 疲れたときに回復の時間を確保できる
スピリチュアルウェルビーイング 人生の意義や、自分を超えた大きなものとのつながりを感じる状態 使命感に沿って日々の選択ができる
キャリアウェルビーイング 仕事・学び・家事などで強みを発揮し、やりがいを感じる状態 学びや挑戦の機会を見つけ、活かせる
ファイナンシャルウェルビーイング お金に安心感があり、価値に沿って管理・活用できる状態 将来に備えた経済的対策を自分の意思で進められる
時間的ウェルビーイング 時間の使い方を自分でコントロールできている状態 仕事・学び・生活の時間バランスを調整できる
環境的ウェルビーイング 住まいや職場が快適で、自然と調和している状態 自然に触れる時間や場所を確保できる
デジタルウェルビーイング テクノロジーに振り回されず、情報と健全な距離を保てる状態 デジタルツールで人生や仕事を充実させられる

各領域5問ずつ、計50問です。どれか一つが満点である必要はありません。自分にとって大切な領域と、今の状態のバランスを見ることがポイントです。

10のウェルビーイング領域こころつながりと体くらしまわりの環境
図:10の領域を4つのまとまりで整理したイメージ(こころ=感情・精神・スピリチュアル/つながりと体=社会・身体/くらし=キャリア・経済・時間/まわりの環境=環境・デジタル)

結果画面では何がわかる?どう活かせばいい?

  • 総合スコア(250点満点):10領域を合わせた、今のウェルビーイングとスキルの全体像です。
  • 10領域のバランス(レーダーチャート):円の外側に近いほど、その領域のウェルビーイングやスキルが高い状態です。
  • 総合的なパターン分析とメッセージ:得点の組み合わせから、あなたの今の状態と可能性を解説します。
  • AI活用のためのプロンプト付きコピー:「強み発掘」「行動具体化」「壁打ち」「リフレクション」「リフレーミング」などのモードでAIとの対話に使えます。
  • 振り返り・気づきメモ:結果を見て感じたことを書き留められます(ブラウザを閉じると消えます)。CSV・PDFでの保存も可能です。

点数の高低に関わらず、すべての結果にポジティブなフィードバックと成長のヒントが返ってきます。低い領域は「欠点」ではなく、「これから育てられる可能性のある場所」です。

具体例:10の領域で見ると、何が変わる?

悩みを一つの領域だけで考えず、10の領域で見直すと、意外な手がかりが見つかります。

職場

場面
仕事のやりがいはあるのに、なぜか疲れが抜けない会社員。
関わり方
テストで「時間的」「デジタル」の領域が低いことに気づき、夜の通知をオフにする、週に一度は予定のない時間をつくると決める。
期待される変化
休息の質が上がり、もともと高かったキャリアのやりがいを、無理なく持続できるようになる。
キャリア支援

場面
定年を数年後に控え、「この先何を大切にすればいいか」と迷っている。
関わり方
支援者と一緒に10領域を見渡し、「社会的」「スピリチュアル」の領域で大切にしたいこと(地域とのつながり、感謝を伝える習慣など)を話し合う。
期待される変化
仕事以外の領域にも意味が見つかり、次の人生の段階を前向きに描けるようになる。
子育て

場面
子育てと仕事の両立で、自分のことは後回しになっている保護者。
関わり方
「身体的」「環境的」の領域から、5分の散歩で自然に触れる、部屋の一角を心地よく整える、など小さな行動を一つ選ぶ。
期待される変化
小さなセルフケアが積み重なり、気持ちの余裕が子どもとの関わりにも表れる。

ウェルビーイングを高めるには?10領域から始める小さな一歩

  1. まず全体を眺める:10領域のうち、「大切だけど手薄なところ」を一つだけ選びます。
  2. 小さな行動に落とす:「感謝を一つ書く」「10分歩く」「通知を一つ切る」など、すぐできる大きさにします。
  3. 強みを使う:高い領域で使えている力(たとえば人とのつながり)を、低い領域(たとえば体のケア)に応用します。
  4. 人と分かち合う:結果や取り組みを信頼できる人と話すと、続けやすくなります。
  5. ときどき測り直す:生活の変化に合わせて、数か月ごとにバランスを見直します。

ポイントは「全部を高く」ではなく「自分らしいバランス」。人によって大切な領域は違います。自分の価値観に合った形で、少しずつ整えていきましょう。

10の統合的ウェルビーイング・スキルテストを受けてみる(無料)

50の質問に、ここ最近の自分に最も当てはまる番号(1〜5)を選んで答えてください。すべて答えて「結果を見る」を押すと、総合スコア・10領域のバランス・パターン分析が表示されます。結果は「良い・悪い」を決めるものではなく、これからの成長の地図として使ってください。

 10つの統合的ウェルビーイング・スキルテスト|包括的な幸福度とスキル・効力感の測定・診断
       

10つの統合的ウェルビーイング・スキルテスト 簡易解説版

Integrated Well-Being Skills Efficacy Scale

テストの概要

このテストは、現代社会において豊かに生きるために必要な「10の領域」におけるウェルビーイング(幸福・健康・スキルの状態)および自己効力感を包括的に測定する科学的な心理テストです。 単なる心の状態だけでなく、キャリア、経済、デジタル活用、環境への関わり方など、生活の質を支える実践的なスキルも含めて評価します。

コンセプト

このテストは、成長・発展・学びをコンセプトに、ポジティブ心理学・コーチング心理学に基づいて設計されています。 点数の高低に関わらず、すべての結果に対してポジティブなフィードバックと成長のヒントを提供します。

回答方法

以下の各項目について、ご自身のここ最近の状態に最も当てはまる番号を選択してください。

1全く当てはまらない
2当てはまらない
3どちらともいえない
4当てはまる
5かなり当てはまる

すべての質問に回答したか確認してください。

研究からわかること(やさしい解説)

ウェルビーイングを高める取り組みについては、ポジティブ心理学の分野で多くの研究があります。領域によって研究の量には差があり、デジタルや環境の領域はまだ新しいテーマです。やさしくまとめると、次のとおりです。

取り組み 効果の目安 教訓 現場での活かし方
感謝・よかったことを書く習慣 効果:小〜中 ポジティブな感情は、小さな習慣で育てやすい。 「今日よかったこと」を3つ書く時間を、1日の終わりに設ける。
人とのつながり・支え合い 効果:中〜高 よい人間関係は、幸福感を支える大きな柱になる。 1on1や面談で、困ったときに頼れる人がいるかを一緒に確かめる。
運動・睡眠などの体のケア 効果:中 体が整うと、気分やエネルギーも安定しやすい。 忙しい時期ほど、睡眠と短い運動を「予定」として確保する。
デジタルとの付き合い方の見直し 効果:小〜中 使い方しだいで、ストレスにも支えにもなる。研究はまだ発展途中。 通知や使用時間を見直し、役立つ使い方を一つ意識的に選ぶ。

効果の目安は、これまでの研究をまとめた結果をもとに「小・中・高」の3段階で表しています。効果には個人差があり、すべての人に同じように当てはまるわけではありません。

書き込みワーク:わたしのウェルビーイングの地図をつくる

10の領域を思い浮かべながら答えてみましょう。相手と対話するときは「コーチモード」に切り替えてください。

入力内容はこの端末のブラウザにだけ保存され、外部には送信されません。

ウェルビーイングを育てる関わり方を、講座で「できる」に

当協会が大切にしているのは、知るだけでなく「実際に実践できる専門家」を育てること。そして、技法の先にある、人としての関わり方=人間性のスキルを磨くことです。

ウェルビーイングは、知識として知るだけでなく、日々の行動や対話の中で育てていくものです。ポジティブ心理カウンセラー基本講座では幸せの科学をもとに相手のよい状態を引き出す対話を、ポジティブ感情や強みの講座では、感情と強みを活かす関わりを、ペアやグループで実践的に学びます。

「知っている」を「できる」に講義を聞くだけでなく、ペアやグループで実際に話して練習します。通信教育だけでは身につきにくい「使える力」を育てます。
傾聴+質問・提案・フィードバック心理的安全性を土台に、聴く力に加えて、質問する・提案する・伝える力までをセットで磨きます。
ポジティブ心理学を対話に活かす一般的なカウンセリングではあまり扱わない、強み・ポジティブ感情・希望などを関わりに取り入れます。
仕事と人生にそのまま使える職場の1on1、教育、医療・福祉、子育てなど、日常の場面ですぐ試せる形で学びます。

国際的な知見を、日本の現場に合わせて

当協会は、国際ポジティブ心理学会などで世界の研究と実践を学び続け、その知見を日本の職場・学校・家庭に合うよう調整して届けています(アダプティブ・アプローチ)。海外の資格や手法は、日本人への適応が十分に考えられていないこともあります。当協会は、その人の文化や物語を大切にするナラティヴ・アプローチも重視しています。アダム・グラントの「才能の科学(Hidden Potential)」やエンゲージメントなど、新しい視点からの研究と実践にも取り組んでいます。講座は連携団体の一般社団法人コーチング心理学協会と共催しています。

落とさない・潰さない・あきらめさせない

「すべての人にカウンセリングやコーチングのマインドと技術を」という方針のもと、再受講制度やフォローアップで、途中でつまずいても再挑戦できる仕組みを整えています。

このテーマとつながる講座

日程・料金は各講座の公式ページが最新です。ポジティブ心理カウンセラー協会とコーチング心理学協会の協働認定「認定ポジティブ心理学コーチ&認定ウェルビーイングコーチ(Wライセンス)」もあり、国際的な視点・ポジティブ心理学・実用性を取り入れたい方におすすめです。

参加の流れ

講座を選ぶ講座・イベント一覧から、テーマと日程を確認します。
申し込む各講座ページの申込ボタンから手続きします。
オンラインで参加自宅や職場からZoomで参加。体験・対話中心で学びます。
現場で試す学んだ問いかけや関わり方を、翌日から実践します。
認定・継続認定資格の取得や、関連講座でさらに深めます。

よくある質問(FAQ)

統合的ウェルビーイングとは何ですか?
「病気ではない」を超えて、心・体・人間関係・仕事・お金・時間・環境・デジタルなど、人生のさまざまな領域が調和し、充実している状態のことです。
10の領域には何がありますか?
感情・精神・社会・身体・スピリチュアル・キャリア・経済(ファイナンシャル)・時間・環境・デジタルの10領域です。
何問で、何点満点ですか?
各領域5問、合計50問を5段階で答える形式で、250点満点です。
ウェルビーイングを「スキル」として測るとはどういう意味ですか?
生まれつきの性質ではなく、「よい状態をつくる行動ができる」という自信として測ることです。あとから学んで高められる力だと考えます。
全部の領域が高くないといけませんか?
いいえ。大切な領域は人によって違います。自分の価値観に合ったバランスを見つけることがポイントです。
スピリチュアルウェルビーイングとは何ですか?
特定の信仰に限らず、人生の意義や目的、自然や運命など自分を超えた大きなものとのつながりを感じている状態です。
デジタルウェルビーイングとは何ですか?
テクノロジーに振り回されず、主体的にツールを活用し、情報と健全な距離を保てている状態です。
支援者向けのテストもありますか?
はい。周りの人のウェルビーイングを支える力を測る「統合的ウェルビーイング・リーダーシップサポートスキル尺度(支援者向け)」もあります。
無料で受けられますか?
個人の利用は無料です。教育・研究(非営利)の場合も自由に活用できます。ビジネス・商用で使う場合は、資格の取得や法人契約などが必要ですので事前にご連絡ください。
ウェルビーイングを学べる講座はありますか?
ポジティブ心理カウンセラー基本講座、ポジティブ感情の講座、ストレングスカウンセラー基本講座などで、実践的に学べます。
講座はオンラインで受けられますか?
はい。Zoomを使ったオンライン講座が中心で、ペアやグループでの対話練習を通して「できる」ようになることを目指します。

読んで終わりにせず、「できる」に変えてみませんか。
対話と体験で学ぶ、ポジティブ心理学のカウンセリング講座です。

投稿者プロフィール

一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会事務局
一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会事務局一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会
逆境や困難の中でも「希望」と「可能性」を見出し、自分らしく前向きに生きる人を育む、肯定的な心理学の専門機関。

公式ページ
https://www.positive-counselor.org/

イベント
https://www.positive-counselor.org/event/

協会概要
2013年に任意団体として設立され、2018年に一般社団法人化。ポジティブ心理学、コーチング心理学などを基盤に、個人や組織の成長、ウェルビーイング(幸福)の向上を目指す非営利団体です。諸外国の最先端の研究を取り入れつつ、日本人らしい「謙遜さ」や「誠実さ」といった価値観も尊重した、日本人に合ったプログラムを提供しています。

ミッションとビジョン
ミッション: 肯定的な心理学を活用した対人支援、社会支援、セルフケア、自己成長の普及。

ビジョン: 精神的な困難を未然に防ぎ、問題が生じても前向きに行動できる人材、そして周囲を「勇気づけ」できる人材を育成することで、より希望に満ちた社会を創造する。

実践的なワークショップ:

カードゲームや心理テストなど、体験・実践を重視した形式で、楽しく学べる場を提供。

「強み(ストレングス)」「レジリエンス(逆境力)」など、具体的なテーマに基づいた講座を多数開催。

学校、企業、福祉・看護など、様々な現場のニーズに合わせた研修プログラムを企画・開発・提供。

出版・普及活動、外部機関講演実績

特徴
実践重視のプログラム: 理論だけでなく、カードゲームなどを活用した体験型ワークショップが多く、すぐに実践できるスキルが身につくと評判です。

多様な心理学の統合: ポジティブ心理学を中心に、コーチング心理学やアドラー心理学、認知行動療法など、幅広い理論を統合した多角的なアプローチを学べます。

受講者の声(評判)
口コミでは、「実践的なワークが多く、思考が前向きに変わった」「日常生活にすぐ役立てられた」といった肯定的な評価が多数寄せられており、受講者の満足度は非常に高いです。特に、初心者でも学びやすい内容と、学習を通じて得られるポジティブな影響が好評を得ています。

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こんな講座があります

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