リフレーミングスキル自己効力感尺度 心理テスト(ポジティブな認知再構成法)
リフレーミングスキル心理テスト
見方を変えると、心が動き出す
リフレーミングとは、同じ出来事を別の枠組み(フレーム)から見直し、意味や受け止め方を変えることです。10の質問に答えて、あなたの「捉え直す力」と、心の柔軟性・回復力の状態を確かめてみましょう。
「知っている」から「できる」へ。合言葉は「心に聴く、心に響く、心に効く」。
- リフレーミングとは、出来事そのものは変えずに、見方や意味づけを変えて、気持ちや行動を変えていく方法です。
- このテストは、リフレーミングの力に対する自己効力感(できるという感覚)を10問・5段階(合計50点)で振り返ります。
- 10のスキルは「状況転換・意味の再構成・思考の柔軟性・未来志向・行動変容・ポジティブ発見・可能性探索・多面的解釈・修正行動・切り替え」です。
- ポジティブ心理学とポジティブ認知行動療法の視点にもとづき、すべての結果にポジティブなフィードバックが表示されます。
- 無理に前向きになることではなく、つらい気持ちを受け止めたうえで、別の見方を探すことが大切です。
- 当協会の認定資格は民間資格ですが、国際学会の新しい研究や時代のニーズを先取りして講座にし、独自に研究・実践を重ねています。公認心理師・看護師・キャリアコンサルタントなどの国家資格と組み合わせると、相乗効果(シナジー)が生まれます。
リフレーミングとは?意味をやさしく解説
リフレーミング(reframing)は、「フレーム(枠組み)を付け替える」という意味です。絵の額縁を替えると絵の印象が変わるように、出来事を見る枠組みを替えると、同じ出来事でも感じ方が変わります。
例:「雨で遠足が中止になった」→「家族とゆっくり過ごせる日になった」。
「優柔不断だ」→「慎重に考えられる人だ」。
出来事や性格は同じでも、見方が変わると次の行動が変わります。
心理学では、認知行動療法の「認知再構成法(考え方を見直す方法)」や、家族療法・ブリーフセラピーなどで使われてきた考え方です。このテストでは、それをポジティブ心理学の視点から、ウェルビーイング(より良く生きること)を育てる力として捉えています。
テストで振り返る10のリフレーミングスキルとは?
テストでは、次の10の力について、いまの自分にどのくらい当てはまるかを答えます。
| スキル | 質問の内容 |
|---|---|
| 状況転換力 | 状況を変えることで、物事を肯定的に考えられる |
| 意味再構成力 | 意味を変えることで、物事を肯定的に考えられる |
| 思考柔軟性 | 考え方を変えることで、物事を肯定的に考えられる |
| 未来志向 | 未来について、肯定的に考えられる |
| 行動変容力 | 行動を変えることで、自分自身を肯定的に考えられる |
| ポジティブ発見力 | 肯定的なところを発見できる |
| 可能性探索力 | どんなことからも、新しい可能性を探せる |
| 多面的解釈力 | さまざまな視点から、肯定的に解釈できる |
| 修正行動力 | 失敗をくり返すパターンに陥ったとき、すぐに方法を変えられる |
| 切り替え力 | うまくいかないことを、すぐにやめられる |
大きく分けると、「見方を変える力」(意味・考え方・多面的な解釈など)と、「行動を変える力」(状況転換・修正行動・切り替えなど)の両方が含まれています。
リフレーミングと「ポジティブ思考」はどう違う?
| 比べる点 | リフレーミング | 無理なポジティブ思考 |
|---|---|---|
| つらい気持ち | まず受け止める(アクセプタンス) | 打ち消そうとする |
| 見方 | 事実にもとづいて、別の見方も探す | 事実から離れて「大丈夫」と思い込む |
| その後 | 次の具体的な行動につながる | 現実とのずれで、かえって疲れやすい |
ポイントは、「客観的な事実」と「自分の解釈」を分けて考えることです。事実は変えられなくても、解釈は一つではありません。つらい気持ちを否定せず、そのうえで「ほかの見方はないかな?」と探すのが、本当の意味でのリフレーミングです。
具体例:リフレーミングは日常でどう使う?
リフレーミングは、自分にも、相手との対話にも使えます。
- 場面
- 部下が「企画が通らなかった。自分には才能がない」と落ち込んでいる。
- 関わり方
- 上司がまず気持ちを受け止めたうえで、「この経験から、次に活かせることは何だろう?」「どの部分は評価されていた?」と質問する。
- 期待される変化
- 「才能がない」という決めつけが「ここを直せば通る」という見方に変わり、次の提案に向かう意欲が戻る。
- 場面
- 子どもが「しつこく質問してくる」ことに、親がイライラしている。
- 関わり方
- 「しつこい」を「好奇心が強い」「納得するまで考える力がある」と捉え直し、一緒に調べる時間をつくる。
- 期待される変化
- 親の気持ちが落ち着き、子どもの探究心を伸ばす関わりに変わる。
- 場面
- リハビリ中の患者さんが「前のようには歩けない」と希望を失いかけている。
- 関わり方
- 支援者が「先週と比べて、できるようになったことは?」と小さな変化に目を向ける質問をし、一緒に記録する。
- 期待される変化
- 「できないこと」だけでなく「できるようになったこと」も見えるようになり、取り組みを続ける力になる。
リフレーミングの力を高めるには?今日からできる5つの練習
- 事実と解釈を分けて書く:「起きたこと」と「自分がそう思ったこと」を2列に分けて書き出します。
- 3つの別の見方を探す:「友人ならどう見る?」「1年後の自分ならどう見る?」「この出来事のよい面は?」と問いかけます。
- 短所を長所に言い換える:「頑固→意志が強い」「心配性→準備がていねい」のように、言い換え練習をします。
- うまくいかない方法は早めに変える:同じ失敗をくり返していると気づいたら、やり方を一つだけ変えてみます(修正行動・切り替え)。
- 小さな成功を記録する:「今日できたこと」を毎日一つ書くと、肯定的なところを見つける力が育ちます。
相手にリフレーミングを使うときの注意:相手がつらさを話しているときに、すぐ「でも、いい面もあるよ」と返すと、気持ちを否定されたと感じさせてしまいます。まず最後まで聴き、気持ちを受け止めてから、質問の形で別の見方をいっしょに探すのがコツです。
リフレーミングスキル心理テストを受けてみる(無料)
10の質問に、いまのあなたにどのくらい当てはまるかを1(全く当てはまらない)〜5(かなり当てはまる)で答えてください。「採点して結果を見る」を押すと、合計点(50点満点)と5段階の目安、項目別スコア、心理的パターン、各スキルの実践法が表示されます。結果は「良い・悪い」を決めるものではなく、自分を知るヒントとして使ってください。
🌈 ウェルビーイングを育むリフレーミングスキルテスト
本テストは、ポジティブ心理学(マーティン・セリグマン博士ら)の知見に基づき、また、ポジティブ認知行動療法の視点から、あなたの「心の柔軟性とウェルビーイング(より良く生きる)」に焦点を当てて開発されました。結果はすべて、あなたの「本当のポジティブシンキング、回復力、成長力、自己理解」を支えるためのポジティブなフィードバックとして提供されます。
【テストの目的】心の柔軟性・レジリエンス(回復力)・ウェルビーイングの促進
【回答方法:評定尺度法】
以下の質問について、現在のあなたにどのくらい当てはまるかを、1~5段階の数値で正直にお答えください。
※未回答の質問がある場合は、わかりやすく警告が表示されます。
💖 結果とウェルビーイング・フィードバック
【ウェルビーイングとは】
単に不幸でない状態ではなく、精神的、身体的、社会的に満たされた「より良く生きている」状態を指します。リフレーミングスキルは、困難な状況下で肯定的な視点を見つけ、ウェルビーイングの土台であるレジリエンス(精神的回復力)を高めます。
あなたのリフレーミングスキル:
質問項目別スコア(詳細)
💡 総合解説とウェルビーイング成長のヒント
統計的な位置づけ
| 段階区分 | 合計点 |
|---|
✨ 各スキル要素の定義と具体的な実践法
【ウェルビーイングへのメッセージ】
この結果は、あなたの「心の成長のための地図」です。スコアが高くても低くても、それは現在の立ち位置を示しているに過ぎません。全ての要素は成長可能であり、この気づきが、あなたのより充実した人生(ウェルビーイング)への第一歩を支援します。
📚 引用・参考文献
Seligman, M. E. P. (2011). Flourish: A visionary new understanding of happiness and well-being. Free Press. (PERMA理論)
Peterson, C., & Seligman, M. E. P. (2004). Character strengths and virtues: A handbook and classification. Oxford University Press. (強み)
Hayes, S. C., Strosahl, K. D., & Wilson, K. G. (2012). Acceptance and commitment therapy: The process and practice of mindful change. Guilford Press. (ACT・アクセプタンス)
研究からわかること(やさしい解説)
考え方を見直す方法(認知再構成)や、ものの見方を広げる取り組みについては、認知行動療法やポジティブ心理学の分野で多くの研究があります。やさしくまとめると、次のとおりです。
| 取り組み | 効果の目安 | 教訓 | 現場での活かし方 |
|---|---|---|---|
| 考え方を見直す練習(認知再構成) | 効果:中 | 出来事より「受け止め方」が気分や行動を左右する。 | 落ち込んだときに、事実と解釈を分けて書き出す問いかけを使う。 |
| 受け止める練習(アクセプタンス) | 効果:小〜中 | つらい気持ちを無理に打ち消すより、受け止めたほうが柔軟に動ける。 | 前向きな言い換えの前に、まず相手の気持ちを言葉にして返す。 |
| 強みに目を向ける・よい出来事を記録する | 効果:小〜中 | 肯定的なところに気づく習慣は、続けることで効果が出やすい。 | 面談の最後に「今週うまくいったこと」を一つ一緒に確認する。 |
効果の目安は、これまでの研究をまとめた結果をもとに「小・中・高」の3段階で表しています。効果には個人差があり、すべての人に同じように当てはまるわけではありません。
書き込みワーク:見方を変えて、次の一歩を見つける
最近あった「ちょっと引っかかっている出来事」を一つ思い浮かべて答えてみましょう。相手と対話するときは「コーチモード」に切り替えてください。
入力内容はこの端末のブラウザにだけ保存され、外部には送信されません。
見方を変える対話を、講座で「できる」に
当協会が大切にしているのは、知るだけでなく「実際に実践できる専門家」を育てること。そして、技法の先にある、人としての関わり方=人間性のスキルを磨くことです。
リフレーミングは、自分一人で使うよりも、相手との対話の中で使うほうがずっと難しいものです。まず気持ちを受け止め、質問で別の見方をいっしょに探す——この流れは、実際に練習してはじめて自然にできるようになります。「認知行動コーチング基本講座」では、考え方の見直しをポジティブ心理学と組み合わせ、ペアやグループで体験的に学びます。
国際的な知見を、日本の現場に合わせて
当協会は、国際ポジティブ心理学会などで世界の研究と実践を学び続け、その知見を日本の職場・学校・家庭に合うよう調整して届けています(アダプティブ・アプローチ)。海外の資格や手法は、日本人への適応が十分に考えられていないこともあります。当協会は、その人の文化や物語を大切にするナラティヴ・アプローチも重視しています。アダム・グラントの「才能の科学(Hidden Potential)」やエンゲージメントなど、新しい視点からの研究と実践にも取り組んでいます。講座は連携団体の一般社団法人コーチング心理学協会と共催しています。
落とさない・潰さない・あきらめさせない
「すべての人にカウンセリングやコーチングのマインドと技術を」という方針のもと、再受講制度やフォローアップで、途中でつまずいても再挑戦できる仕組みを整えています。
このテーマとつながる講座
認知行動コーチング講座(Basic)「わかっているのに変われない」を変える、認知行動療法ベースの対話法。
ポジティブ心理カウンセラー®基本講座傾聴に加え、質問・提案・フィードバックまで。ポジティブ心理学を対話で使う土台の講座。
レジリエンス・カウンセラー養成講座逆境から立ち直る力を、本人と一緒に育てる関わり方を学びます。日程・料金は各講座の公式ページが最新です。ポジティブ心理カウンセラー協会とコーチング心理学協会の協働認定「認定ポジティブ心理学コーチ&認定ウェルビーイングコーチ(Wライセンス)」もあり、国際的な視点・ポジティブ心理学・実用性を取り入れたい方におすすめです。
参加の流れ
よくある質問(FAQ)
リフレーミングとは簡単に言うと?
このテストでは何がわかりますか?
リフレーミングとポジティブ思考の違いは?
リフレーミングと認知再構成法は同じですか?
リフレーミングの簡単な練習方法は?
相手にリフレーミングを使うときの注意点は?
点数が低かったらどうすればいいですか?
職場の1on1や研修で使えますか?
リフレーミングを学べる講座はありますか?
講座はオンラインで受けられますか?
どうしても否定的な考えから抜け出せないときは?
読んで終わりにせず、「できる」に変えてみませんか。
対話と体験で学ぶ、ポジティブ心理学のカウンセリング講座です。
投稿者プロフィール

- 一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会
-
逆境や困難の中でも「希望」と「可能性」を見出し、自分らしく前向きに生きる人を育む、肯定的な心理学の専門機関。
公式ページ
https://www.positive-counselor.org/
イベント
https://www.positive-counselor.org/event/
協会概要
2013年に任意団体として設立され、2018年に一般社団法人化。ポジティブ心理学、コーチング心理学などを基盤に、個人や組織の成長、ウェルビーイング(幸福)の向上を目指す非営利団体です。諸外国の最先端の研究を取り入れつつ、日本人らしい「謙遜さ」や「誠実さ」といった価値観も尊重した、日本人に合ったプログラムを提供しています。
ミッションとビジョン
ミッション: 肯定的な心理学を活用した対人支援、社会支援、セルフケア、自己成長の普及。
ビジョン: 精神的な困難を未然に防ぎ、問題が生じても前向きに行動できる人材、そして周囲を「勇気づけ」できる人材を育成することで、より希望に満ちた社会を創造する。
実践的なワークショップ:
カードゲームや心理テストなど、体験・実践を重視した形式で、楽しく学べる場を提供。
「強み(ストレングス)」「レジリエンス(逆境力)」など、具体的なテーマに基づいた講座を多数開催。
学校、企業、福祉・看護など、様々な現場のニーズに合わせた研修プログラムを企画・開発・提供。
出版・普及活動、外部機関講演実績
特徴
実践重視のプログラム: 理論だけでなく、カードゲームなどを活用した体験型ワークショップが多く、すぐに実践できるスキルが身につくと評判です。
多様な心理学の統合: ポジティブ心理学を中心に、コーチング心理学やアドラー心理学、認知行動療法など、幅広い理論を統合した多角的なアプローチを学べます。
受講者の声(評判)
口コミでは、「実践的なワークが多く、思考が前向きに変わった」「日常生活にすぐ役立てられた」といった肯定的な評価が多数寄せられており、受講者の満足度は非常に高いです。特に、初心者でも学びやすい内容と、学習を通じて得られるポジティブな影響が好評を得ています。







