
『これからの生き方――揺らぐ世界で何度でも立ち直る力』は、ポジティブ心理学の創始者マーティン・セリグマンと医学博士(脳科学)ガブリエラ・ローゼン・ケラーマンによる『Tomorrowmind』の日本語版です(徳吉陽河 監訳・解説/総合法令出版/2026年)。不確実な時代を生き抜くために育てるべき5つの心の力——PRISMモデル(未来予想力・レジリエンス・創造性・つながり・重要感と意味)——を、科学的知見にもとづいて体系化した「未来を生き抜く力」の実践書で、心理テストも付属しています。
帯にはこうあります——「人間は幸せになるように設計されている」。AIの台頭、働き方の激変、先の読めない経済。それでも人間には、変化に適応し、何度でも立ち直る力が備わっている。本書はその力の「育て方」を示す一冊です。

著者は、ポジティブ心理学の創始者マーティン・セリグマン(関連記事「セリグマンとは」)と、医学博士(脳科学)のガブリエラ・ローゼン・ケラーマン。心理学の巨人と、働く人の支援の最前線に立つ実践家という組み合わせです。
二人の問いはシンプルです——変化のスピードに人間の心はついていけるのか? 本書の答えは「イエス。ただし、意図的に育てれば」。人類が農耕開始以来の激変を生き延びてきた適応の力を、現代の働き方に合わせて鍛え直す方法を、研究にもとづいて示します。元ハーバード大学教授アーサー・C・ブルックスは本書を「すべての現代のビジネスパーソンが読むべき一冊」と推薦しています。
書誌情報:マーティン・セリグマン&ガブリエラ・ローゼン・ケラーマン 著/徳吉陽河 監訳・解説/総合法令出版/2026年刊。原題 Tomorrowmind: Thriving at Work with Resilience, Creativity, and Connection — Now and in an Uncertain Future。
『これからの生き方』は「変化に耐える本」ではなく「変化の中で花開く(Thriving)ための本」。ポジティブ心理学25年の到達点を、働く人の実践書に落とし込んだ一冊である。
本書の中核が、プリズムのように心の力を分光するPRISMモデルです。
未来を想像し、複数のシナリオを描き、そこから現在の行動を導く力。セリグマン後期研究の中核概念。
AIに代替されにくい、新しい価値を生み出す力。創造性は才能ではなく育成可能なスキルとして扱われる。
急速に希薄化する職場の人間関係を、意図的に築き直す力。ウェルビーイングの最強の予測因子。
自分のPRISMの現在地を把握するための心理テストが付属。測って、育てて、また測る——ポジティブ心理学の方法論そのもの。
PRISMは「AI時代のPERMA」。ウェルビーイングの5要素(PERMA)が「よく生きる」の地図なら、PRISMは「変化の時代をよく働き、よく生きる」ための装備リストである。
日本語版の監訳・解説は、当協会(一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会)および一般社団法人コーチング心理学協会の代表理事・徳吉陽河が担当しました。1998年にセリグマンが起こした潮流を、日本のカウンセリング・コーチングの現場に「翻訳」してきた協会の歩み(協会の歩み)の延長線上に、この監訳があります。
本書が示す「予測できない未来への適応力は育てられる」というメッセージは、協会が掲げるEvidence × Narrative——科学的根拠と一人ひとりの人生の物語の両方を大切にする心理支援——とそのまま重なります。AI時代における心理職の役割(共感・問い・強み・伴走)を考えるうえでも、本書は協会の講座群の理論的な最前線に位置づけられます。
刊行の詳細・イベント情報は協会のお知らせページおよびイベント情報をご覧ください。
『これからの生き方』は、1998年に始まったこの特集の物語の「最新章」。創始者の最新の到達点が、協会の監訳で日本語になった。
ONLINE SEMINAR|開催予定
| 日時 | 2026年10月15日(木)7:30〜9:30 |
| 形式 | オンライン開催 |
| 内容 | 『これからの生き方(Tomorrowmind日本語版)』のPRISMモデルを、監訳・解説者とともに学ぶセミナー |
最新の開催情報・その他のセミナーはイベント情報一覧をご確認ください。
第一部の「変化と人間の心」から。不安の正体を知るだけで、視界が変わります。
つながり(S)と重要感(M)の章から。離職防止とエンゲージメントの科学的な土台になります。
PRISM全体を支援の枠組みとして。クライエントの「未来への適応力」を捉える新しい地図が得られます。
PERMA(解説記事)との対応を意識しながら読むと、理論の進化が立体的に見えます。
ポジティブ心理学の創始者セリグマンと医学博士(脳科学)ケラーマンによる『Tomorrowmind』の日本語版です。不確実な時代を生き抜く5つの心の力(PRISMモデル)を科学的知見にもとづいて体系化した実践書で、心理テストが付属しています。
マーティン・セリグマン(ポジティブ心理学の創始者・ペンシルベニア大学教授)と、ガブリエラ・ローゼン・ケラーマン(医学博士・脳科学者)の共著です。日本語版の監訳・解説は徳吉陽河(ポジティブ心理カウンセラー協会代表理事)が担当しています。
本書が提唱する、変化の時代に育てるべき5つの心の力です。未来予想力(Prospection)、レジリエンス(Resilience)、創造性・革新(Innovation)、つながり(Social connection)、重要感と意味(Mattering & Meaning)の頭文字をとっています。
いいえ。PRISMのPは未来予想力(Prospection)です。ポジティブ感情(Positive Emotion)を指すのはウェルビーイングの5要素モデルPERMAのPで、別のモデルです。
どちらもセリグマンが関わるモデルですが、PERMA(2011年)はウェルビーイングの構成要素、PRISMは変化の時代の職業生活に必要な心の能力を整理したものです。PRISMは「働く場面に特化した発展形」と捉えるとわかりやすいです。
原著は2023年に米国で刊行され、日本語版『これからの生き方』は2026年に総合法令出版から刊行されました。原題はTomorrowmind: Thriving at Work with Resilience, Creativity, and Connectionです。
読めます。働く人に向けた一般書として書かれており、研究知見は物語と事例を通じて紹介されます。ポジティブ心理学の基礎を知っているとさらに深く読めます。
自分のPRISMの現在地を把握するためのセルフチェックが付属しています。読む前と読んだ後の変化を確かめる使い方が推奨されます。
その両方です。職場での実践を想定した構成ですが、土台はポジティブ心理学・レジリエンス研究・脳科学の知見であり、キャリアや人生全般の「これからの生き方」に応用できます。
当協会の認定資格講座(ポジティブ心理カウンセラー®、レジリエンスカウンセラーなど)で、本書の土台にあるポジティブ心理学・レジリエンス・意味の支援を体系的に学べます。刊行記念などのイベント情報は協会サイトをご覧ください。
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