この特集は、5つの問いでできています
単なる年表ではありません。ポジティブ心理学の歴史そのものが、「人間の可能性」をめぐる一つの物語です。あなた自身を主人公として読み進めてください。
01
人は、なぜ苦しむのか?
20世紀の心理学は、うつ・不安・トラウマ——「人間の苦しみ」の理解と治療に大きな成果をあげた。しかし、そこにはひとつの偏りがあった。
02
人は、どうすればよりよく生きられるのか?
「マイナスをゼロに戻す」だけでは、人は幸せにならない。1998年、セリグマンはこの問いを心理学の中心に据え直した。
03
人の強み・幸福・意味・可能性を、科学できないか?
幸福、強み、フロー、レジリエンス、そして意味。曖昧に語られてきたものを、測定し、検証し、育てる方法が研究され始めた。
04
その心理学を、日本のカウンセリングに活かせないか?
海外で発展した心理学を、そのまま持ち込むだけでよいのか。日本の文化に根ざした実践を目指して、2013年、一つの協会が生まれた。
05
一人ひとりの人生の物語に、寄り添えないか?
人の人生は、数字だけでは語れない。科学的エビデンスと人生の物語(ナラティブ)の両方を大切にする心理支援——それが、この物語の現在地。





