アドラー心理学 × ポジティブ心理学 × 実践カウンセリング
「アドラー心理学の資格講座を探している」方のために、本講座の要点を1つの表にまとめました。
| 講座名 | 勇気の心理学と勇気づけカウンセリング基本講座(認定エンカレッジ・カウンセラー養成講座) |
|---|---|
| テーマ | アドラー心理学・勇気づけ・ポジティブ心理学・カウンセリング |
| 取得資格 | 認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)※一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会認定の民間資格 |
| 形式 | オンライン(ライブ受講・国内外から参加可) |
| 期間 | 2日間(各日 9:00〜17:30 の集中講座) |
| 対象 | 初心者・カウンセラー・コーチ・教育関係者・医療福祉職・人事/管理職・キャリア支援者など |
| 学習方法 | 講義+ワーク+ペア/グループ演習+心理テスト+カードゲーム |
| 活用場面 | カウンセリング・コーチング・教育・子育て・キャリア支援・職場の人材育成など |
| 特徴 | アドラー心理学だけでなく、最新のポジティブ心理学・解決志向アプローチ・ナラティヴ・認知行動的アプローチ等と統合した実践型講座 |
| 主催 | 一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 |
アドラー心理学の資格には、さまざまな団体・教育機関による講座や認定制度があります。国家資格ではなく、多くは民間団体による認定資格です。資格取得を検討する際には、アドラー心理学の理論だけでなく、「勇気づけ」「対人関係」「カウンセリング」をどの程度実践的に学べるかを確認することが重要です。
本講座では、アドラー心理学の「勇気づけ」を中心に、ポジティブ心理学やカウンセリング技法を組み合わせて学び、認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)の資格取得を目指します。
「アドラー心理学の資格」という名称の公的資格は存在しません。本資格は一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会が認定する民間資格であり、アドラー心理学の「勇気づけ」を学んだことを証明するものです。資格の性質を明確にお伝えすることが、受講者のみなさまへの誠実さだと考えています。
勇気づけ(Encouragement)とは、困難を克服する活力を与える関わりのこと。他者からの評価に依存させる「褒める」とは異なり、相手が自分自身の価値を信じる力(自己肯定感・自己効力感)を育て、失敗を恐れずに一歩踏み出せるよう支援するアプローチです。アドラー心理学の中核概念のひとつであり、カウンセリング・コーチング・教育・子育て・職場のマネジメントまで幅広く応用されています。
| 褒める | 勇気づける | |
|---|---|---|
| 視点 | 上から下への評価(結果に注目) | 横の関係・共感(プロセス・貢献・成長に注目) |
| 基準 | 他者の期待・評価基準 | 本人の価値観・進歩 |
| 効果 | 評価への依存を生みやすい | 自己効力感・主体性・挑戦する力を育てる |
| 失敗時 | 褒める材料がなくなる | 失敗からの学びや挑戦した勇気に注目できる |
不安を抱えたまま、それでも大切なことのために一歩を踏み出す力。
それは生まれ持った性質ではなく、学びと関わりのなかで育てられる心の働きです。
「自分に自信がない」「どうせ無理」という感覚に、評価ではなく勇気づけで向き合う方法を学びます。
アドラー心理学では劣等感は成長の原動力。劣等感・優越感・嫉妬心の心理を理解し、支援に活かします。
挑戦をためらわせる「恐れ」の心理を、脳科学・認知行動的アプローチも交えて扱います。
タテの関係(評価・比較)からヨコの関係(尊敬・信頼)へ。対人関係の負担を減らす関わり方を学びます。
転職・就職・起業など、一歩踏み出す場面を支える「行動変容の支援」を身につけます。
「褒める」「叱る」に代わる第3の関わり方として、職場や家庭で今日から使える技術です。
無料の「勇気の心理テスト(Encourage Psychological Test)」は、10項目・5段階評定、所要時間およそ3分。挑戦・決断・自己表明といった側面から、いまのあなたの傾向をレーダーチャートで可視化します。得点の高低は優劣ではなく、次の一歩を考えるための鏡としてお使いください。結果はCSV・PDFで保存できます。
2日間の講習を修了すると、認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)として認定を受けることができます(資格認定コース)。
2日間の講習修了により「認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)」を取得。認定証はPDFで発行されます(紙面発行はオプション)。
協会が開発した資料ダウンロード権/心理テスト・カードゲーム利用権/アセスメント・ワーク・カードなどのアプリ利用権を取得。研修・講師活動・ワークショップでそのまま活用できます。
カウンセリング・コーチング・教育・キャリア支援・社員研修・子育てなど、学んだその日から現場で使えます。
本資格は民間資格であり、医療行為や心理療法(治療)を行う資格ではありません。公認心理師・医師などの専門職の業務範囲とは異なります。専門職の方が自身の実践に「勇気づけ」の技法を加える目的でも、多く受講されています。
アドラー心理学の「勇気づけ」を軸に、最新のポジティブ心理学・解決志向アプローチ・脳科学・認知行動的アプローチ・ナラティヴ(物語療法)まで、2日間で体系的に学びます。
ポジティブ心理学・アドラー心理学・脳科学を統合し、「勇気」とは何かを理論的に理解します。
心理テストを使って勇気のスキルをアセスメントし、カウンセリングに活かす方法を学びます。
2つの心理学の関係性を整理し、強み・ウェルビーイングの視点から勇気づけを再構成します。
認知行動的アプローチのワークを通して、思考と行動の変容を支援する技法を体験します。
オリジナルのカードゲームを使い、勇気づけの言葉・視点を体験的に習得します。
イメージ技法やマインドフルネスで、不安や恐れに向き合う内的スキルを養います。
自己理解を深め、「自分らしさ」を認め行動につなげるワークを行います。
アドラー心理学の中核テーマである劣等感を理解し、カウンセリングでの対応を学びます。
ナラティヴ・カウンセリングの視点から、クライエントの物語の書き換えを支援する方法を学びます。
本講座は講義を聞くだけの座学ではありません。オンラインでも、参加型アプリやセカンドカメラによる手法解説を活用し、対面と同等の体験的な学びを実現しています。
「人を勇気づける技術」と同時に、「自分自身を勇気づける技術」が身につくのが、この学び方の特長です。
本講座は「アドラー心理学だけを学ぶ講座」ではありません。アドラー心理学の「勇気づけ」を一本の軸としながら、最新のポジティブ心理学、解決志向アプローチ、ナラティヴ・アプローチ、認知行動的アプローチ、マインドフルネス、脳科学の知見を統合し、相手の力を引き出す関わりを体系的に実践できるよう設計しています。これが、認定エンカレッジ・カウンセラーの独自性です。
評価ではなく対等な関係から、相手が自分の価値を信じる力を育てる。劣等感を成長の原動力として捉える視点と、共同体感覚。すべての土台です。
強み・ウェルビーイングの科学に加え、つらさや逆境も含めて成長を捉える第2の波、集団や文化まで視野に入れる第3の波の視点を取り入れます。
原因を掘り下げるのではなく、すでにうまくいっている「例外」と望む未来に焦点を当てる。スケーリングや未来志向の質問を勇気づけの対話に組み込みます。
問題を人から切り離す「外在化」と、本人が望む物語への語り直し。「どうせ自分は」という物語を編み直す、言葉のレベルでの勇気づけです。
実証研究の蓄積が豊富な技法群。考え方と行動に働きかけ、勇気づけを「小さな一歩」という具体的な行動へと落とし込みます。
不安や恐れが生じるメカニズムを理解し、メンタルリハーサルやイメージ技法で、挑戦の前の心の状態を整えます。
統合したアプローチは、次の一連の流れとして実践されます。励ましの言葉をかけることではなく、体系的な支援のプロセスです。
| ステップ | 何をするか | どのアプローチに基づくか |
|---|---|---|
| ① アセスメント | 心理テストで、いまの勇気・不安・自己効力感の傾向をご本人と一緒に確認する | 心理測定/ポジティブ心理学 |
| ② 強みへの注目 | 本人が気づいていない資源・持ち味を見つけ、言葉にして返す | ポジティブ心理学(強み)/アドラー心理学 |
| ③ 例外の発見 | 「うまくいっている場面」「すでにできていること」に光を当てる | 解決志向アプローチ |
| ④ 物語の書き換え | 「どうせ自分は」という語りを、本人の望む物語へ編み直す | ナラティヴ・アプローチ/ポジティブ心理療法 |
| ⑤ 小さな一歩 | 実際に行動できる具体的なステップに落とし込み、実行を支える | 認知行動的アプローチ/メンタルリハーサル |
なぜ統合するのか — 強みに目が向きにくい方には強みの視点が、原因追及で行き詰まっている方には解決志向の視点が、自己否定的な語りが強い方にはナラティヴの視点が役立ちます。ひとつの技法だけでは、合う相手と合わない相手が出てしまいます。「勇気づけ」という一本の軸を通すことで、複数のアプローチを混乱なく使い分けられるようにしているのが本講座の設計です。
アドラー心理学や「勇気づけ」を学べる講座は複数あります。本講座の特徴は、アドラー心理学単独ではなく、最新のポジティブ心理学・解決志向アプローチ・ナラティヴ・認知行動的アプローチと統合した「統合型・実践型」である点です。
| 学べる内容・特徴 | 本講座 | 内容 |
|---|---|---|
| アドラー心理学(勇気づけ・劣等感・対人関係) | ◎ | 中核テーマとして体系的に学習 |
| 勇気づけの実践技法 | ◎ | ワーク・カードゲームで体験的に習得 |
| ポジティブ心理学 | ◎ | 強み・ウェルビーイングの科学と統合 |
| カウンセリング技法 | ◎ | 勇気づけカウンセリングとして実習 |
| 認知行動的アプローチ | ○ | 思考・行動変容のワークを導入 |
| 脳科学の知見 | ○ | 勇気と恐れのメカニズム理解に活用 |
| 解決志向アプローチ(ソリューション・フォーカスト) | ○ | 例外探し・スケーリング・未来志向の質問を勇気づけの対話に応用 |
| ナラティヴ・アプローチ(物語療法) | ○ | 外在化・語り直しでポジティブ心理療法と合わせて学習 |
| 心理テスト・カードゲーム等の教材 | ◎ | 資格取得後も利用権あり(2次資料可) |
| オンライン完結 | ◎ | 2日間・国内外から受講可 |
| 資格認定 | ◎ | 認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic) |
◎=本講座の中心的な内容 ○=関連テーマとして学習。他団体の講座には、アドラー心理学の理論を長期間かけて深く学ぶものなど、それぞれに特色があります。「勇気づけを短期間で実践的に学び、現代心理学と統合して使いたい」方に、本講座は特に適しています。
本講座では、「すべてが科学的に証明されている」という説明はしません。アドラー心理学の歴史的理論と、現代心理学における実証研究を区別してお伝えすることが、学ぶ方への誠実さだと考えているからです。
| 領域 | 研究蓄積の状況 |
|---|---|
| 認知行動的アプローチ(CBT) | 心理学的介入の中でも実証研究が非常に豊富 |
| ポジティブ心理学(強み・ウェルビーイング) | 2000年代以降、実証研究が比較的豊富 |
| マインドフルネス | ストレス低減等について研究が豊富 |
| 自己効力感(Self-efficacy) | バンデューラ以来、行動変容研究の蓄積が豊富 |
| レジリエンス | 逆境からの回復に関する研究が豊富 |
| 解決志向アプローチ(SFBT) | 短期療法として一定の実証研究の蓄積 |
| ナラティヴ・アプローチ | 質的研究を中心に一定の研究蓄積 |
| アドラー心理学 | 約100年の歴史を持つ古典的理論。現代的な実証研究は相対的に限定的で、現代心理学による再構成が進む |
| 「勇気づけ」 | 定義・測定方法によって研究蓄積が異なる発展途上の領域 |
だからこそ本講座は、アドラー心理学の「勇気づけ」という優れた実践知を、実証研究の蓄積があるポジティブ心理学・認知行動的アプローチ・自己効力感の理論で裏づけ、現代に使える形に再構成しています。これが「統合型」である理由です。
・アドラー心理学を基礎から体系的に学びたい
・『嫌われる勇気』を読んで興味を持った
・「勇気づけ」を本・独学ではなくワークで身につけたい
・アドラー心理学の資格を取得したい
・クライエントへの声かけ・関わり方を改善したい
・自己肯定感や劣等感の支援方法を増やしたい
・ポジティブ心理学と統合した技法を学びたい
・クライアントの行動変容・挑戦を促したい
・自己効力感を高める関わりを学びたい
・強みを活かしたコーチングに勇気づけを加えたい
・子どもや生徒への勇気づけを学びたい
・「褒める/叱る」以外の関わり方を知りたい
・不登校・学校適応への心理的支援に関心がある
・部下のモチベーションと主体性を高めたい
・管理職として人材育成に心理学を活かしたい
・心理的安全性のある職場をつくりたい
・劣等感や自信のなさと上手に付き合いたい
・自分で自分を勇気づけられるようになりたい
・人間関係の疲れを減らしたい
この講座のゴールは「知識を増やすこと」ではなく、あなたの関わり方と、あなた自身が変わることです。
認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)の大きな特長は、資格+実践ツールが手に入ることです。
カウンセリング、コーチング、メンタリング、グループワークなど、1対1から集団まで幅広い支援に応用できます。
資料ダウンロード権、心理テスト・カードゲーム利用権、アセスメント・ワーク・カードなどのアプリ利用権(2次資料可)で、明日からの実践を後押しします。
学校教育、社員研修、新入社員・管理職研修、キャリア支援、福祉、スポーツ支援、起業支援など、多様な現場で活用できます。
資格取得により心理療法(治療)や医療行為ができるようになるものではありません。活用範囲は教育・研修・セルフケア・対人支援スキルの向上等であり、専門職の業務範囲とは区別されます。
| 日程 | 2日間集中講座(各日 9:00〜17:30)※次回開催日は公式ページをご確認ください |
|---|---|
| 形式 | オンライン(ライブ受講)。セカンドカメラによる手法解説つきで、対面と同等の内容で受講できます。国内外から参加可。 |
| 教材 | カラー資料(PDF進呈)・ワークシート・心理テスト・勇気づけカードゲーム(ケース付き) |
| 支払方法 | 銀行振込・クレジット払い・コンビニ払い |
| 申込 | 公式ページ(こくちーずプロ)よりお申し込みください |
① 1日入門コース
11,000円(税込)
あとから③資格認定コースにできます
個人での体験・学習を目的としたコースです。研修・講師活動・ワークショップ等での利用はできません。
申し込む② 2日間コース
22,000円(税込)
あとから③資格認定コースにできます
個人での体験・学習を目的としたコースです。研修・講師活動・ワークショップ等での利用はできません。
申し込む③ 資格認定コース
44,000円(税込・講習費含む)
研修・講師活動・ワークショップでのご利用が可能です。
資格認定コースに申し込むご案内:あとから資格認定コースへアップグレードできます
①1日入門コース・②2日間コースを修了された方も、あとから③資格認定コースへアップグレードして資格を取得することが可能です。差額分のお支払いで、資格認定と教材・アプリの利用権をお受け取りいただけます。
「まずは体験してから、じっくり検討したい」という方は、①または②からのご参加でも問題ありません。学びを深めてから資格取得を決めていただけるよう配慮しています。ご希望の際は協会までお問い合わせください。
最新の料金・開催日程・空席状況は公式ページでご確認ください。
一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 代表理事/本講座 監修
ポジティブ心理療法士、コーチング心理士、公認心理師、キャリアコンサルタント。東北大学大学院博士後期課程にて研究に従事。累計6,000名以上への心理支援、8,000回以上の講演・研修の実績を持つ。ポジティブ心理学・アドラー心理学・認知行動療法・脳科学などを統合した実践的な講座を多数開発。
著書に『ポジティブ大全』『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」』など。マーティン・セリグマン博士らによる『TOMORROWMIND(これからの生き方)』日本語版の監訳・解説も担当。
「アドラー心理学 資格」を探している方、「エンカレッジカウンセラーとは何か」「他の勇気づけ講座と何が違うのか」を知りたい方からよくいただく質問にお答えします。
アドラー心理学に関する資格は、各団体・教育機関が認定する民間資格です。本講座で取得できる「認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)」は、一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会が認定する資格で、アドラー心理学の「勇気づけ」とカウンセリングへの応用を実践的に学んだことを証明します。
勇気づけによる声かけ・関わり方、劣等感や自己肯定感への理解と支援、タテではなくヨコの関係にもとづく対人関係の築き方などが身につきます。カウンセリング・コーチング・教育・子育て・職場のマネジメントに応用でき、自分自身を勇気づける力も高まります。
勇気づけ(Encouragement)とは、困難を克服する活力を与える関わりのことです。他者評価に依存させるのではなく、相手が自分の価値を信じる力(自己肯定感・自己効力感)を育て、失敗を恐れず行動できるよう支援します。
「褒める」は上からの評価で、結果に注目し、評価への依存を生みやすい関わりです。「勇気づける」は横の関係にもとづく共感的な関わりで、プロセス・貢献・成長に注目し、相手の主体性と自己効力感を育てます。失敗した場面でも使えるのが勇気づけの強みです。
はい、異なります。本資格を含むアドラー心理学関連の資格は民間資格であり、公認心理師(国家資格)などとは別のものです。医療行為や心理療法(治療)を行う資格ではありません。教育・研修・対人支援スキルの向上・セルフケアなどの範囲でご活用ください。この点を明確にお伝えすることが、信頼につながると考えています。
一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会が認定する、「勇気づけ(Encouragement)の専門的支援者」を養成する資格です。アドラー心理学の勇気づけを土台としながら、それを現代心理学の言葉と技法に翻訳し直している点が特徴です。具体的には、最新のポジティブ心理学(強み・ウェルビーイング)、解決志向アプローチ、ナラティヴ・アプローチ、認知行動的アプローチ、マインドフルネス、脳科学の知見を統合し、「相手の力を引き出す関わり」を体系的に実践できるように設計されています。
大きく3つの違いがあります。
①アドラー心理学「だけ」を学ぶ講座ではありません。アドラー心理学は約100年の歴史をもつ古典的な理論体系であり、現代の実証研究の蓄積は相対的に限定的です。本講座では、その優れた実践知を、研究の蓄積があるポジティブ心理学・解決志向アプローチ・認知行動的アプローチなどで裏づけ、現代に使える形に再構成しています。
②「知る」ではなく「できる」を目指します。講義に加えて、心理テストによるアセスメント、勇気づけのカードゲーム、ワークシート、ペア・グループ演習を通して、技法を体験的に身につけます。
③資格取得後に「使える道具」が手に入ります。資料ダウンロード権、心理テスト・カードゲーム利用権、アセスメント・ワーク・カードなどのアプリ利用権が付与され、研修・講師活動・ワークショップでご利用いただけます。
勇気づけの支援は、励ましの言葉をかけることではありません。本講座では、次のような一連の関わりとして体系化しています。
①アセスメント—心理テストで、いまの勇気・不安・自己効力感の傾向をご本人と一緒に確認します。
②強みへの注目—ポジティブ心理学の強みの視点から、本人が気づいていない資源を見つけます。
③例外・すでにできていることの発見—解決志向アプローチの視点で、「うまくいっている場面」に光を当てます。
④物語の書き換え—ナラティヴ・アプローチの視点で、「どうせ自分は」という語りを、本人の望む物語へと編み直していきます。
⑤小さな一歩の設計—認知行動的アプローチとメンタルリハーサルで、実際に行動できる具体的なステップに落とし込みます。
この①〜⑤を、相手を評価せず、対等な関係のなかで進めていくのが「勇気づけの支援」です。
ポジティブ心理学は2000年前後に始まってから発展を続けています。初期は「強み」「ポジティブ感情」「ウェルビーイング」に注目していましたが、その後、つらさや逆境といったネガティブな側面も含めて人の成長を捉える「第2の波(ポジティブ心理学2.0)」、さらに集団・組織・文化・システムまで視野に入れる「第3の波(ポジティブ心理学3.0)」へと広がってきました。
この流れは、アドラー心理学が重視してきた「劣等感を成長の原動力と捉える視点」「共同体感覚」と非常に親和性が高いものです。本講座では、「ポジティブでいましょう」という表面的な励ましではなく、不安・劣等感・嫉妬心といった感情も含めて扱う統合的な立場をとっています。
解決志向アプローチは、「問題の原因を掘り下げる」のではなく、「すでにうまくいっていること(例外)」「望む未来」に焦点を当てる短期療法の考え方です。相手を「問題のある人」として扱わず、本人のなかにある資源と主体性を信頼する姿勢は、アドラー心理学の勇気づけと深く重なります。
本講座では、例外探し、スケーリング(0〜10の物差しで現在地と一歩先を確認する技法)、未来志向の質問といった発想を、勇気づけの対話に組み込んで学びます。「何がいけなかったのか」ではなく「どうなりたいのか」から始める関わりは、カウンセリングにもコーチングにも、そして職場の1on1にも応用できます。
ナラティヴ・アプローチは、人が自分について語る「物語」に注目し、問題を人から切り離して(外在化)、本人が望む物語へと語り直していく支援です。「私はダメな人間だ」という物語を、「私は不安とつきあいながら、それでも一歩を選んできた人だ」という物語へ編み直していきます。
アドラー心理学もまた、過去の出来事そのものより「その出来事にどんな意味を与えているか」を重視する立場であり、両者は相性がとても良いアプローチです。本講座では9つの学習テーマのひとつとして「ポジティブ心理療法と物語療法(ナラティヴ・カウンセリング)」を扱い、勇気づけを"言葉と物語のレベル"で行う方法を学びます。
もっともなご質問です。理由は、目の前の相手に合わせて関わりを選べるようにするためです。
強みに目が向きにくい方には強みの視点が、原因追及で行き詰まっている方には解決志向の視点が、自己否定的な語りが強い方にはナラティヴの視点が、行動に移せない方には認知行動的アプローチが役立ちます。ひとつの技法だけでは、合う相手と合わない相手が出てしまいます。
ただし、あれもこれもと並べるだけでは実践できません。本講座では「勇気づけ」という一本の軸を通し、それぞれのアプローチを「勇気づけをどう実現するか」という観点から位置づけているため、混乱せずに学んでいただけます。
なお、各アプローチをさらに深く学びたい方のために、協会では認知行動療法、マインドフルネス、ナラティヴ、レジリエンス、ストレングスなど、テーマ別の専門講座もご用意しています。
共感・傾聴は、相手を理解し受けとめるための基盤であり、勇気づけの前提となる大切な姿勢です。ただし、受けとめるだけでは相手が一歩を踏み出せないこともあります。
勇気づけは、共感・傾聴を土台にしながら、そこから一歩進んで「本人のなかにある力と可能性に光を当て、行動につなげる」関わりです。本講座では、「聴く」から「力を引き出す」へと展開する具体的な技法を学びます。
アドラー心理学は約100年前に生まれた理論体系で、勇気づけ・劣等感・共同体感覚などを扱います。ポジティブ心理学は2000年前後に始まった、人間の強みや幸福を実証的に研究する現代心理学です。「人のポジティブな側面と成長に注目する」点で親和性が高く、本講座では両者を統合して学びます。
認知行動療法は、考え方(認知)と行動に働きかけて問題を改善する、実証研究が非常に豊富な心理療法です。アドラー心理学は目的論・対人関係論を重視する理論体系です。どちらも「認知と行動の変容」を扱う点で共通しており、本講座では認知行動的アプローチのワークも取り入れています。
はい。本講座は「勇気づけカウンセリング」を中心に、心理テストを使ったアセスメント、劣等感・自己肯定感への対応、解決志向やナラティヴ(物語療法)の視点まで、カウンセリング実践を想定した内容です。現役カウンセラーの技法追加にも、これから学ぶ方の第一歩にも適しています。
はい。勇気づけは、クライアントの自己効力感を高め、行動変容と挑戦を後押しするアプローチであり、コーチングと非常に相性が良い技法です。特に解決志向アプローチの「望む未来から考える」発想と強みの視点は、そのままコーチングの対話に使えます。
受講できます。理論は基礎から解説し、ワーク・心理テスト・カードゲームを通して体験的に学ぶため、心理学を初めて学ぶ方でも実践的に身につけられる構成です。
役立ちます。本講座の特徴は、アドラー心理学をポジティブ心理学・解決志向アプローチ・ナラティヴ・認知行動的アプローチ・脳科学など現代心理学の知見と統合して学び直せる点です。「理論は知っているが実践に落とし込めていない」「アドラー心理学を、いまの支援現場の言葉で説明できるようになりたい」という方に特におすすめです。
はい。無料の「勇気の心理テスト(Encourage Psychological Test)」をご用意しています。10項目・5段階評定、所要時間およそ3分で、挑戦・決断・自己表明といった側面から現在の傾向をレーダーチャートで可視化します。個人でのご利用は無料、教育・研究(非営利)目的でも自由にご活用いただけます(ビジネス・商用でのご利用には資格取得または法人契約が必要です)。講座では、この心理テストを用いたアセスメントとカウンセリングへの応用も学びます。
本講座はオンライン開催です。参加型アプリやセカンドカメラでの手法解説を活用し、ワークやカードゲームもオンラインで体験できます。国内外どこからでも受講可能です。
2日間です。各日9:00〜17:30の2日間集中講座を修了することで、認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)の認定を受けられます。次回の開催日程は公式ページでご確認ください。
資格認定コースは44,000円(税込・講習費含む)です。資格認定を含まない体験参加として、1日入門コース11,000円、2日間コース22,000円もあります(再受講は11,000円)。最新情報は公式ページでご確認ください。
①1日入門コース・②2日間コースは、個人での体験・学習を目的としたコースです。講座の内容は体験できますが、資格認定はなく、研修・講師活動・ワークショップ等でのご利用はできません。③資格認定コースは、認定エンカレッジ・カウンセラー(Basic)の資格に加えて、資料ダウンロード権、心理テスト・カードゲーム利用権、アセスメント・ワーク・カードなどのアプリ利用権が付与され、研修・講師活動・ワークショップでのご利用が可能になります。
はい、可能です。①1日入門コース・②2日間コースを修了された方も、あとから③資格認定コースへアップグレードして資格を取得いただけます(差額分のお支払い)。「まずは体験してから決めたい」という方も安心してご参加ください。詳しくは協会までお問い合わせください。
資料ダウンロード権、心理テスト・カードゲーム利用権、アセスメント・ワーク・カードなどのアプリ利用権が付与され、カウンセリング・コーチング・学校教育・社員研修・キャリア支援・福祉・スポーツ支援などで活用できます(2次資料としての利用可)。
アドラー心理学の「勇気づけ」×ポジティブ心理学×実践カウンセリング。2日間で、理論・ワーク・心理テスト・カードゲーム・資格認定まで。人を勇気づける技術は、あなた自身を勇気づける技術でもあります。
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